シンガポール&オールアルカン、終わった!

シンガポールの街角

ご来聴ありがとうございました!

考えてみれば先週の今頃はシンガポールでの初めての食事を終えて寝ようかという頃合いだったのですね。1週間の間にまったくの別プログラムでの大きな2公演、週のうち2日は移動日でリサイタル前日は大学の仕事でほとんど練習できない。これは元ニートであるところの私にとってはかなりハードなスケジュールでありまして。今はかなり「やっほー」という感じなのでございます。羽根を伸ばしている余裕はあんまりないのですけど、ね。(ありがたいことに!)

バリバリの演奏家の方はもっとずっとハードなんだよなぁ、と考えてみることはあるのですが、私にとってはこのくらいで精一杯の感覚でちょうどだとも思います。シンガポール公演のときにプロダクションの方にかけてもらった「あなたのプログラムには魂を感じる」という言葉、そしてオールアルカンでいただいた感想の「限界を超えようと振り絞るようなところを聴けるのが良い」という言葉、とてもありがたかった。まさにそこは譲りたくない部分なのですが、私の力であんまり沢山をこなそうとすると、維持しようと努力することさえできなくなるのは明白なので……。

たくさんの温かなご感想、笑顔に力をいただきました。オールアルカンの方で「来年も」というアナウンスが入ったようですが、そのように予定もしておりますのでまた応援していただければ幸いです。ありがとうございました。

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コメント & トラックバック

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  1. いつも「いくらなんでも音数多すぎでしょ(^^;;」と思うことが多いアルカン曲ですが、交響曲は音の多さも隅々まで意味(効果)があるように感じられ、素晴らしい曲、素晴らしい演奏でした。生で聴けてほんとうによかったです。

    あと、個人的に嬉しかったのはアンコール曲の「楽器の声」でした。ちょうど、次に練習しようとしていた曲なので。ちなみに今、発表会のために練習しているのは、森下さんの演奏をYouTubeで聴いてひと目ぼれしたバルカローレop70です。大人再開ピアノ組としては「楽譜が黒くない系」もいろいろと楽しみにしております。

    • 返信が遅くなってしまってすみません。聴いていただけて何よりでした。
      楽器の声に舟歌、アルカンのやわらかな歌にも目を向けていただけて幸せです。良い曲たちですよね。いつか演奏きかせていただけたら嬉しいです。

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