出演番組の録音が届きました

昨年の11月に東京FMの衛星デジタル放送ミュージックバードに出演してアルカンについて語ってきたのですが、そのときの録音が届きました。契約して専用の機器を導入しなければならないということで、自分では聴けていなかったので、普段のラジオがわりに家でかけてみてました。

喋り始めは自分で聴いてみてもずいぶん緊張しているのがわかって弱りましたが、数分したらリラックスしてきたのか、あとはそこそこ嫌味にならない程度の「熱意あるアルカン推し」の喋りができていたみたい。そして思うのは、アルカンの曲はやっぱりおもろいなあ、ということ。かける音源は基本的に私が順番含めて決めて、音源も持参したものが多かったので、当然すべて既に聴いたことはあるものなのですが、やっぱりおもろい。

放送の中でかけた中でもちょっと珍しいタイプのものがオリヴィエ・ラトリーのペダルつきピアノ(オリジナル楽器)の演奏です。このディスク、アルカンは2曲しか入っていないし、しかもそれが『ヘンデルのメサイアによる11の大前奏曲とトランスクリプション』というまとまりのある曲集からの一部抜粋となっていて、そのことは残念なんですが、しかしこの第10番はかなりアルカンアルカンした曲でとても楽しい。これがピアノのための曲だったら(アルカン弾きにとっては)かなり定番のレパートリーになったんじゃないかと思えてなりません。

そもそもペダルつきピアノのオリジナル楽器演奏というもの自体が貴重ですので、一聴の価値はありますよ。

URL :
TRACKBACK URL :

コメントをどうぞ

*
*
* (公開されません)